ターオ・スラナーリー像(ヤー・モー)

更新日
2022年12月1日
公開日
2022年12月1日
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市街のほぼ中心にあるチュムポン門前の広場に設けられた台座に建つ、ターオ・スラナーリーことモー夫人の像。1826年、この町は侵入してきたラオス軍に襲撃された。副領主の妻であったモー夫人は機転を利かせて敵陣に潜入し、敵兵士たちに酒を飲ませて酔いつぶした。それに乗じてタイ軍はラオス軍を打ち破り、町を危機から救ったという。この像はモー夫人をたたえて1934年に建てられたもので、タイ国民からはヤー・モーの愛称で呼ばれ、深く敬愛されている。毎年3月下旬から4月上旬に彼女をたたえるターオ・スラナーリー祭りが行われ、各地から集まる多数の見物人で町はにぎわう。広場の隣には参拝用の花と放生用の生き物を売る店やタイダンスが披露される東屋が並び、普段からお参りに来る人が絶えない。

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