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ラーマ3世時代の1829年に創建された寺院。バンコクにあるワット・スラケート(ワット・サケット)の修行僧がウボン・ラーチャターニーを訪れ、瞑想に適した森を見つけてその地に建てたのがこの寺院だとされている。彼はワット・スラケートから仏足石のレプリカをもらい受け、お堂を建てて中に納めた。現在そのお堂は本堂(ウボーソット)として使われており、内部にはブッダの生涯とタイ東北部の古い生活様式が、壁画となって残されている。ほかにもこの寺院で見逃せないのが、人工の池の中に建てられたホートライと呼ばれる木造の経蔵。タイとビルマ、ラオスの様式を用いて建てられており、6層になった美しい屋根が印象的だ。