更新日
2022年12月21日
公開日
2022年12月21日
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1998 年に大英博物館より独立して移転したもの。中に入ると、高々と延びたガラス張りの本棚に、ビッシリと革張りの美しい本が並んでいるのに圧倒される。この書架がある閲覧室へは、研究・調査が必要な人のみが、申し込みをして利用できる。
ただし、大英図書館の至宝が集められたトレジャー・ギャラリーTreasures Gallery や企画展が開催されるギャラリーへは、自由に入場できる。トレジャー・ギャラリーには、金銀で飾られた写本、著名人の原稿、さらには地図や楽譜から新聞・雑誌、切手のコレクションまで展示されている。楽譜のコーナーには、ベートーベン、ヘンデルのものなどがあり、作曲家の個性が楽譜に表れているようで興味深い。1215 年に発行された大憲章( マグナ・カルタ)の原本や、1453 年に初めて活版を用いて印刷されたグーテンベルクの聖書、シェイクスピアの初版本など、貴重な品々も展示されている。新しいところでは、ルイス・キャロルの『不思議の国のアリス』の原本、ビートルズ自筆の歌詞などもある。

写真

  • 入口ホール。左側にギャラリーがある
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