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ルネサンス時代のイタリア建築を彷彿とさせる均整の取れたキングス・クロス駅は、ロンドンから主にイングランド北東部、スコットランド東海岸方面のターミナル駅となっている。
駅には観光用のインフォメーションとしても機能している交通局のビジターセンターがあり、ロンドン旅行についてのプランニングから、トップアトラクションのチケットや各種ツアー予約、一部シアターチケットも取り扱っている。
また、ロンドン市内の交通についてはもちろんのこと、空港へのアクセスや空港情報、列車やコーチを使った旅の予約やアドバイスといったサービスもある。バスツアーのリーフレットなども置いてあるので、立ち寄って情報収集をしてみるのもよい。
『ハリー・ポッター』シリーズでおなじみ、ホグワーツ行きの列車が発着する「9と3/4番線」が再現されており、壁にめり込んだカートとプレート前は人気の撮影スポットになっている。場所は9~11番線の改札手前の右側あたり。
記念撮影をしてくれるカメラマン(9:00~21:00)やポーズを手伝ってくれるスタッフもおり、杖やマフラーの貸し出しもある。スタッフは隣接したハリー・ポッター・ショップの方々で、撮影してもらった写真はショップで購入可能。
2001年から大規模なキングス・クロス駅北の再開発が続いている。
2011年にはファッションに強い芸術大学セントラル・セント・マーティンズが元穀物倉庫に移転し、この一帯にクールな若者が集うようになった。その後もどんどん整備され、エリアは発展。産業革命時代の石炭保管庫だった建物を再利用したショッピングセンター「コール・ドロップス・ヤード」も完成し、訪れる価値ありのエリアに成長している。