ノースヘッド

更新日
2023年6月7日
公開日
2023年3月11日
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町の南側はシドニーハーバー国立公園の一部で、その突端は断崖絶壁のノースヘッドだ。バスもあるが、遊歩道が造られているので歩いてみよう(片道約1 時間)。緑の木々と真っ青な海のコントラストが美しく、爽快な気分が味わえるはずだ。 ノースヘッドにある旧検疫所Q (Quarantine)Station は、かつてシドニーへやってくる外国船の検疫所として使われた建物。オーストラリアでは開拓当初から伝染病に冒される人々があとを絶たなかった。そのため外国船がやってくるとまずこの地で検疫を行った。そして伝染病が見つかると、この検疫所に併設された病院に隔離されたのだ。現在は博物館となっており、ガイド付きで当時の施設を見学できる。なお旧検疫所裏側には高級ホテルのQ ステーションもある。 ノースヘッドの大部分を占めるノースヘッド保護区NorthHead Sanctuary は、第2 次世界大戦時に軍の砲撃訓練施設があった場所。現在はヒースやバンクシアが生い茂る敷地内に、当時の様子を伝える史跡が残る保護区となっている。入口にあるゲートハウス・ビジターセンターThe GatehouseVisitor Centre で散策マップを手に入れておこう。

写真

  • ノースヘッド突端の展望台
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