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ロワール地方には、ロワール川やその支流に沿って多くの古城が点在している。自分の興味や日程に合わせて、効率よく古城を巡る方法を考えたい。
ロワール川流域の城館をまとめて紹介しているウェブサイトは、古城巡りを思い立ったらまずチェックしてみよう。各館のイベント情報などが随時更新されている。
https://www.valdeloire-france.com/loire-chateaux
トゥールまたはブロワを古城巡りの起点にする。特にトゥールは各古城へのアクセスがよく、ツアーなども多く便利。シュノンソー、アンボワーズ、アゼー・ル・リドー、シノンへはトゥールから列車で行ける。トゥール駅前にはローカルバスも頻繁に発着している。時刻表は駅前広場にあるバスの案内所で手に入る。ブロワからはアンボワーズ、ショーモン・シュル・ロワールへ列車ですぐ。また、シーズン中はシャンボール城、シュヴェルニー城へのバスの便がある。
列車やローカルバスだけでは、有名な城を2〜3日ですべて回るのは難しい。滞在期間の短い人は、トゥール発のミニバスツアーを利用すれば、効率よく多くの城を訪れることができる。入場料は別になるが、団体割引料金で入れる。
車の運転ができるなら、レンタカーが便利。運転ができない人でも、タクシーや、運転手付きでミニバスを借り切ることもできる。ミニバスは、午後の半日借り切って300前後が目安。人数や時間によっては、ツアーに参加するより割安になる場合も。
マイバス、パリシティヴィジョンなどがパリからのツアーを催行している。朝パリ発、夜帰着の日帰りコースになる。3つの城を訪れ、昼食が付いてマイバスの場合160。昼食各自負担のコースもある。
日本出発前の予約はトゥールの観光案内所または各ツアー会社のウェブサイトの予約フォームでできる。現地ではトゥールの観光案内所で予約可能。観光案内所前から出発。城の入場料は別。団体割引料金で入れる城もある。
トゥーレーヌ・エヴァジオンTOURAINE EVASION
英、仏語による案内。日本語オーディオガイドあり。
アコ・ディスポ ACCO-DISPO
英・仏語による案内。日本語オーディオガイドあり。
ロワール渓谷はサイクリングロードが整備されている。体力と天候次第だが、ブロワなどの主要駅のある町からレンタサイクルで古城を巡るのも一案。詳細は各観光案内所で。ホテルで借りられる場合も多いので、予約時に問い合わせてみよう。