ユーレカ記念公園

1854 年、英国政府の採掘税、採掘権の不合理に対して金鉱夫たちが起こしたユーレカ砦の反乱の舞台。オーストラリア史最大の民衆による武装蜂起といわれ、警官・軍隊側5 人、金鉱夫側30 人の死者を出した惨劇だ。このときに使用されたサザンクロスをメインにデザインされた旗は、今でもストライキなどのシンボルとして使われている。オリジナルの旗（幅4m ×高さ2.6m）はバララット美術館Art Gallery of Ballarat 所有で、現在はユーレカ記念公園内にあるユーレカセンター・バララットEurekaCente Ballarat 内に展示されている。センター内の博物館では、バララットがゴールドラッシュで栄え、反乱にいたるまでの歴史を、絵や記録の展示、タッチパネルなどで説明している。