フレシネ国立公園

更新日
2023年4月2日
公開日
2023年4月2日
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1802 年、タスマニア東海岸の海図を作成するためこの地域を航海していたキャプテン・ニコラス・ボーデンが、部下の一等書記官であるルイ・ド・フレシネLouis de Freycinetにちなんで名づけたとされるフレシネ半島。火山岩で形作られた美しい峰々をもつ半島で、冷温帯雨林の森にはベネットワラビーやポッサム、ハリモグラなどの野生動物、ウミワシやミツドリ、クロオウムなどの野鳥も数多く生息している。 国立公園の魅力を存分に味わうには、いくつかあるウオーキングトラックを歩くことになる。ウオーキングルートを記した地図は、コールズベイから国立公園へ入ってすぐの所にあるフレシネ国立公園ビジターインフォメーションセンターFreycinetNP Visitor InformationCentre で手に入る。ここはフレシネ国立公園の博物館も兼ねているので必ず寄っておきたい。 最も一般的なのは、ウオーキングトラック駐車場からのワイングラスベイ展望台Wineglass Bay Lookout 往復の1 時間30 分コース。ワイングラスをかたどったような入江、特に大きく湾曲した白砂のビーチを望む展望台からの光景は、タスマニアを紹介する数多くのパンフレットに必ず出てくるもの。ルート自体よく整備されているが、往路はずっと上りのためそれなりに体力は必要だ。時間があるなら展望台からワイングラスベイまで下り、ハザーズビーチHazards Beach経由でマイソン山Mt.Mayson を回り込むようにして駐車場へ戻ってくる1周約3 時間30 分のルートもおすすめだ。

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