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エアー半島内陸部にあるガウラーレンジ国立公園は、1660km2 という広さ(大阪府をひと回り小さくした大きさ)をもち、珍しいケバナウォンバットやピグミーポッサムをはじめとする数多くの有袋類、ポートリンカンパロットやオオイヌワシなど140 種を超える鳥類の生息地となっている。見どころは点在するが、特によく知られているのが国立公園北西部にあるオルガンパイプと呼ばれる景観。溶岩の一種流紋岩の岩壁が風化によって鋭く割れ、まるでオルガンのパイプが並ぶような状態になった渓谷だ。 ガウラーレンジ国立公園内の北には、オーストラリアで4番目に巨大なゲイドナー湖をかかえるゲイドナー湖国立公園がある。その面積は実に4349km2(琵琶湖の約6.5 倍)。この一帯に数多い塩湖で、湖面はすべて真っ白な塩で覆われ、幻想的な美しさを見せている。