キーワードで検索
イーストアリゲーター・リバー沿いにある岩場で、先住民のロックアート(壁画)が多数残っている。 見逃せないのはマブユMabuyu、メインアートギャラリーMain Art Gallery、レインボーサーペントギャラリーRainbow SerpentGallery。マブユでは細い線で描かれた猟師の絵が見ものだ。 メインアートギャラリーでは壁面を埋め尽くすようにバラマンディやカメ、トカゲなどが描かれている。かつてタスマニアタイガーがこのあたりに生息していたことを示す絵も残っている(2000~ 3000 年前の絵と推定されている)。なお壁画の多くは、人間や動物の骨格を細かい線で表現するX 線画法という手法が用いられている。レインボーサーペントギャラリーは、ドリームタイムと呼ばれる先住民の天地創造の時代の伝説が壁画となって残っている。 メインアートギャラリーからは展望地へも登ってみたい。展望地からは、どこまでも広がるアーネムランドが見渡せる。またここは、カカドゥ国立公園随一のサンセットポイントとして有名だ。