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1744年創建の、ホーチミン市では最古といわれるベトナム仏教寺院。2回の修建を経た現在でも、寺院内は古めかしくも荘厳な雰囲気に満ちている。内部には歴史を物語る仏像や調度品が多く飾られている。歴代の僧の肖像画や18本の手が伸びる観音像があり、そばに無造作に置かれている大理石の椅子は400年前、一本木のテーブルは200年以上も前の物とか。左側奥が本殿になっており、金色に輝く木彫り飾りの奥中央には本尊の仏像、両サイドには数多くの金の彫像、仏像が安置されている。柱には古いベトナム文字(チューノム)が書かれている。寺の門の外には黄、緑、赤で彩色された七重の仏塔があり、塔の上からは密集する住宅街が見渡せる。