キーワードで検索
古代ローマ時代のコリント式の16本の列柱が正面を飾る聖堂。広場中央にあるのは、316年に「ミラノ勅命」を出したコンスタンティヌスの像。
教会は、初期キリスト教時代、4~5世紀の建造で、ギリシア十字型の貴重な物。火災や改築によって構造の変化は見られるものの荘厳な雰囲気は当時をしのばせる。
建築史上、特に重要なのは聖堂と同時代に張り出して建てられた右奥の聖アクイリーノ礼拝堂Cappella di S. Aquilino。4世紀の元皇帝霊廟で、キリストを囲む聖人たちのモザイクで彩られている。