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立地抜群のブティックホテル
ベラッジオの北隣のデザイナーズホテルで、若いカップルやアート感覚あふれる人に特におすすめしたい。南はシティセンターに隣接しているが、シティセンターの一部ではない。マリオットのAutograph Collectionというおしゃれなホテルブランドに名を連ねている。マリオットインターナショナルのカテゴリーで高級ホテルの位置づけだ。 コスモポリタンのカジノは道路に非常に近いのが特徴のひとつで、ストリップの歩道に面したドアを開けたら、そこがカジノ。ゲームをしながら窓ガラスの向こうに道行く人が見え、自然光が差し込んでくるというのは実に珍しい。テーブルゲームはブラックジャックほか10種のゲームが楽しめ、約1300台のスロットマシンを保有している。カジノに入ってまず目を引くのが、2階まで吹き抜けのバーにあるまばゆいシャンデリア。200万個のガラスビーズと映像を使ったアートだ。見回せば、館内はどこもシャンデリアだらけ! 豪華なだけでなく、いずれも斬新なデザインで近未来的なムードを醸し出している。 一方、プラネットハリウッドやショップ・アット・クリスタルズから歩道橋を渡ってコスモポリタンに入った所は、ブティックとレストランが集まる2階。ブティックは11店と数こそ少ないが、世界中の肌に優しい化粧品を集めたスキンズ・シックス・トゥーSkins 6\2Cosmetics、ホテルのロゴ入りグッズも売っているモノグラムMonogramなど、個性的な専門店ばかり。バフェで人気のウィキッドスプーンは通路を進んだいちばん奥。ブルバードタワー3階にも8軒のレストランがある。タオ・ナイトクラブがプロデュースするNY発のダイニング、ビューティ&エセックスBeauty & Essex や、LA 発の卵料理専門店、エッグスラットEggslut、モダンジャパニーズのズマZUMAなど人気店も揃う。
ストリップでいちばんクールなゲストルーム
ストリップとは反対側の西端にあるレセプションでは、デジタルアートの柱が印象的。ここもまた近未来的な空間だ。客室へ上がるエレベーターはすぐ目の前にある(カジノを通らずに部屋へ入れるホテルは、ラスベガスでは数少ない)。 ゲストルームはブルバードタワーとチェルシータワーに分かれていて、インテリアはとにかく都会的でクール。クローゼットやトイレの壁紙まで個性的なデザインで、グラスなどの備品にいたるまで平凡なものはほとんどない。設計段階ではコンドミニアムだったこともあり、全室にキチネット、電子レンジ付き。ミニバーには酒類もストックしてあるし、スナックバーも充実している。 バスルームには大きな窓があり、アメリカでは貴重な“眺めのいい風呂”体験ができる。バスタブ(T e r r a c e O n e B e d -room以上)はとても深く、浴槽内に腰かけられるようになっているので、露天風呂気分でストリップを見下ろしてみたい。 ベラッジオの噴水ショーを堪能したいならFountainViewの客室を予約しよう。ゆったりとしたテラスでソファに腰かけて、音楽と一緒に光のショーを楽しめる。これはベラッジオの客室ではできないことだ。ただし、低いフロアだと看板がじゃまになるのでチェックインの際に確認しよう(テラスのない部屋も一部ある)。
ストリップに最も近いプール
コスモポリタンに泊まったら一度は利用してみたいのが4 階のプール、ブルバードプールBoulevardPool。なんとストリップ沿いにあるのだ。これまでもプールがストリップ側に位置するホテルはあったが、歩道の頭上といえるほどの近さは初めて。ちょっぴり優越感に浸って、日光浴やライブステージを堪能できる。また、このプールは11月下旬から1月初旬までアイスリンクに変身する(月〜木15:00〜24:00、金〜日12:00〜24:00。使用料は1日$20、貸靴は90分$10)。 ホテル内のプールはさらに2ヵ所ある。イーストサイド17階にはナイトクラブ、マーキーナイトクラブ&デイクラブに併設されたマーキー・デイクラブ・プール、チェルシータワー14階には静かに過ごせるチェルシープールThe Chelsea Poolがある。