パリス・ラスベガス

更新日
2023年6月4日
公開日
2023年6月4日
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パリの街をここまで再現
世界一の観光都市といわれる、パリ。そのパリの名所旧跡が凝縮されて砂漠の街に出現した。最初に目に飛び込んでくるのが、エッフェル塔。本家の高さが324mに対しこちらは165m。上には展望台、下層部にはレストランが入っていて、どちらもストリップの夜景を堪能できる絶景スポットとして人気だ。エッフェル塔の奥に見えるホテルタワーはパリの市庁舎をまねたもの。青い屋根と上層階の装飾に本家と同じネオルネッサンス様式が見て取れる。市庁舎の右側に見える凱旋門は、実は駐車場への出入口。オープン当初は従業員のあいさつもフランス語だったが、わかりにくいということで英語になってしまったという。

ラスベガスのパリは気球が目印
今やパリスの象徴となっているのが、正面右側のモンゴルフィエ兄弟の青い気球。これは1783年パリの街を飛行し、世界初の有人飛行に成功した熱気球。特に夜はエッフェル塔とともに美しい姿を現す。 外観だけでも十分パリ気分を盛り上げてくれるが、内部も期待を裏切らない。天井を突き破ってエッフェル塔の脚が見えるカジノフロアは、ベルサイユ宮殿の装飾があしらわれ、パリのエスプリにあふれている。カジノの奥から続くショッピングアーケードがル・ブルバールLe Boulevard。ガス灯の明かりがやわらかい石畳風の通路沿いには、パリスのロゴショップやクレープを焼いてくれる店、チーズとワインのおいしいレストランやサルーン風の居酒屋などが並ぶ。アーケードを進めば隣のホースシューにつながり、ホースシューの奥にはラスベガス・モノレールの駅もある。

どこも評判がいいレストラン
パリスのレストランはどこもおいしいのが自慢。ノブNobuやヴァンダーポンプVanderpumpなどの不動の人気を誇る高級レストランがあるほか、クラシカルなフレンチビストロのモナビガビMon Ami Gabiはストリップに初めてテーブル席を出した店で、噴水ショーを眺める最高の場所のひとつだ。ゴードン・ラムゼイ・ステーキは、ヨーロッパで人気のスコットランド人シェフ、ゴードン・ラムゼイの店。パリスにありながら、内装はいたって英国風で、予算はひとり平均で$100と、決して安くはないが、ミシュランで評価される彼の料理をぜひ堪能してみたい。要予約。

ゆったり感のある客室で噴水を見てくつろぐ
パリスは、ラスベガスでは珍しく入口からレセプションまでが近い。さらに客室へのエレベーターホールも近いこともあって、ビジネスマンの評判もよい。客室はシンプルだが、広めの机、室内金庫、冷蔵庫などがあって機能的。日本人にとってうれしいのは、バスタブとシャワーが分かれていてバスタブが深めなこと。ツインの部屋は全体の60%だという。できればストリップ側の部屋を予約しよう。ベラッジオの噴水ショーが部屋から見えるのだ。こんな贅沢はない。 さらに、プールとジャクージも評判がいい。エッフェル塔を眺めながらの日光浴もいいし、カバナを借りればエアコン、テレビ付きで、灼熱の街もとても快適。

写真

  • エッフェル塔を見上げるカジノ側入口。エッフェル塔には展望台もある
  • パリス・プロムナードにあるラウンジNapoleon'sLoungeでは、ピアノの生演奏が楽しめる
  • カジノフロアもパリの小道のよう
  • モナビガビのテラス席はパリのカフェのようなさわやかな趣
  • エッフェル塔を眺めながら泳ぐ楽しみも。利用は宿泊者のみで無料
  • ラグジュアリーな深紅のファブリックを施したレッドルーム
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