プラネットハリウッド

どこに行くにもアクセスしやすいロケーション
フォーコーナーと新フォーコーナーの中間にあり、観光拠点として立地は抜群。そして向かいには巨大複合施設のシティセンターが位置し、ホテルの1階には大型ショッピングモールが入っていて、便利このうえない。 ストリップ側の出入口から建物に入ると、そこの全フロアはミラクルマイル・ショップス、エスカレーターでひとつ下った階にプラネットハリウッドのカジノがある。このホテルの特徴は、有名歌手の常設公演が行われるザッポスシアターをはじめ、大小さまざまな劇場があること。壮大なイリュージョンに驚かされるクリス・エンジェル・マインドフリークは特に人気だ。

週末はカジノフロアがすごい
映画をテーマにしたホテルは客層も若い。深紅やブラウン、落ち着いたオレンジ色を基調としたカジノフロアでは、週末ともなるとスポットライトに照らされてショーガールたちがお立ち台で踊り始める。しかし、カジノの客はセクシーな彼女たちには見向きもせず、ゲーミングに夢中になっているのがおもしろい。また、ホットな話題としてルクソールで人気を誇っていたマジックショー、クリス・エンジェル・マインドフリークが、2018年12月からプラネットハリウッドに場所を移してスタートした。

便利なミラクルマイル・ショップス
1階のカジノフロアを取り巻くように位置するのが、ミラクルマイル・ショップス。テナント数は100以上で、比較的カジュアルな店が多いのが特徴。なかでも日本人がお世話になるのがABCストアだろう。コンビニ感覚で使うことができ、みやげによいものも見つかる。ストリップ側に大きなテラス席があるカボ・ワボ・カンティーナ C a b o W a b oCantina、中華のファストフードであるパンダエクスプレス、カジュアルにメキシコ料理が味わえるチポトレChipotleなど、気軽に立ち寄れるレストランが充実しているのも魅力だ。

映画好きがエキサイトする客室
ホテルとしての機能はストリップとは逆側に位置する。ロビーはカジノから地下に下りた所にあり、車寄せも、レセプションも、こちら側。タクシーや大型バスで訪れた際もこちらを使うことになるので混雑がないのが利点。そして、ホテルの売りのひとつが、映画に関するメモラビリア（ゆかりの品）が飾られる客室だ。例えば、『ランボー』でスタローンが使ったナイフがテーブルのガラスケースの中にあったり、『スティング』でポール・ニューマンがまとったスーツがクローゼット式のディスプレイにつるされるなど、映画ファンならそれらを探すのも楽しみのひとつ。すべて本物で、ファンなら垂涎の的だろう。内装もポップな若々しさがあり、バスルームもシャワーとバスタブが分かれている。 ちょっとのんびりしたいのなら、プールへどうぞ。6階のプールサイドからはストリップを見ることができ、日光浴をすれば隣のエッフェル塔もよく見える。なお、ここのプールでは人工波でボディボードが楽しめるフロウライダーFlowriderを実施している（1人30分$30。プールの利用は3〜10月の日〜木10:00〜17:00、金・土10:00〜18:00）。