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光の洪水を上から眺める
土地が余るほどあるラスベガスには、巨大なホテルや展示場はあっても背の高い建物はまったくなかった。そこへ1996年、高さ350mのタワーが登場し、市のスカイラインが一変した。開業当時、ストラトスフィア=成層圏と名づけられたタワーは、アメリカ西部(ミシシッピ川より西)で最も高い建築物。ほかに高いビルがないので、ラスベガスを取り巻く広大な土地のどこからでも見ることができ、方角を知る目印にもなっている。 ラスベガスに来たからには、このタワーからぜひ街の夜景を見ておきたい。特に夕暮れ時がおすすめで、ストリップがやがてホテルのネオンサインで埋まっていくさまは、まさに絶景! 昼間なら高いぶんだけ遠くまで見渡せ、広大なラスベガスバレー全体と周囲を囲む山々の姿がすばらしい。
恐怖のアトラクション
ストラットの目玉は、人々の度肝を抜くスリルライド。地上260mにあるタワー頂上部からバンジージャンプができるスカイジャンプや回転ブランコのようなインサニティ、シーソーのように動くエックススクリーム、フリーフォールのビッグショットと4種類の怖いライドを楽しむことができる。14:00 〜22:00(日によって変更あり)営業。これらのアトラクションがある下の階が展望台になっている。
初心者でも楽しめるブラックジャック
中心から離れているためか、客寄せのためカジノの配当は高く設定されているという。また、ストリップでは珍しく、シングルデック、ダブルデッカーのブラックジャックを行っているから、記憶力のいい人ならけっこう勝てるかもしれない。
ショッピングモールは2階
スリルライドに乗る人はエスカレーターでまず2階へ。正面玄関からカジノへ入り、エスカレーターを上ると、そこには30以上のショップとレストランが待ち構えている。コイントリックやカードトリックなど、あらゆる種類のマジック用品を扱うラスベガス・マジックショップLas VegasMagic Shopやマグネットの専門店マグネットマックスMagnet Maxなどのほか、ユニークなギフトを売るキオスクもたくさんある。毎日10:00〜23:00(金・土〜24:00)営業。