更新日
2023年6月4日
公開日
2023年6月4日
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トロピカルなカジノも加わってにぎやか
1946年、まだ何もなかった砂漠の真ん中にオープンし、ストリップ開発の先駆けとなった歴史的なホテル。フォーコーナーに位置していてどこへ行くにも便利。というより、フラミンゴを中心にしてストリップが発展し、フォーコーナーも生まれたわけだ。 正面にあるシーザースパレスの敷地があまりにも広大なので、フラミンゴが小さく見えてしまうが、実は約3500室もあるメガリゾート。ホテル内の設備はラスベガスでも屈指の充実ぶりで、生みの親であるバグジー・シーゲルが掲げた理想どおり、ホテルの中だけで用が足りる。 ホテルのテーマはカリブ海のリゾート。カジノ内もトロピカルカラーにあふれており、大きなガラス窓から陽光が差し込んでとても明るい。ストリップに面したテーマカフェ、マルガリータビルMargaritaville内にマルガリータビル・カジノMargaritaville Casino が併設。ヤシの葉で葺いた天井にオウムがいたり、スロットマシンの上でサングラスのサメが泳いでいたりと楽しい。カクテルウエートレスの衣装もタヒチっぽくてかわいい。アロハシャツに短パン姿が似合う、パラダイスなカジノをのぞいてみよう。

ジャングルのような中庭とプールエリア
リンク側の入口から中庭へ出ると野生動物展示室があり、本物のフラミンゴたちがせっせと羽を整えている。ホテルにとっては欠かせないマスコットだ。カリブの島をイメージした中庭には3000本のパームツリーが植えられ、気持ちのよい木陰をつくってくれる。くねくねと延びる小道を進めば、滝の水音が響くプールへ出る。南の島のラグーンを再現した、とても評判のいいプールだ。すぐそばの緑の茂みの奥には、ローズガーデンに囲まれたロマンティックなウエディングチャペルもある。

おすすめはGO Room
フラミンゴは古いホテルだが、1993年に全面的に建て直され、その後も数回にわたってリニューアルが行われている。人気のGO Roomは、真っ白でポップなデザインのヘッドボードやチェアに、セクシーなフラミンゴピンクのアクセントが鮮やか。42インチフラットTV、スマートフォン用ドック、CD/DVDプレーヤーも完備している。バスルームもポップで、ミラーには流行のビルトインTVがある。バスアメニティは日本の女性客にも好評のイギリスのGilchrist and Soames製。中庭とプールエリアの見える部屋も落ち着くが、ストリップ側の部屋から眺めるシーザースパレスのイルミネーションも捨てがたい。

エンターテインメントは充実のラインアップ
ショールームやラウンジでのライブイベントも充実している。なかでも、米ドラァグ・クイーン界の大御所であるル・ポールRuPaulが主催する人気テレビ番組『ル・ポールのドラァグ・レースRuPaul's Drag Race』の世界を間近で体感できるル・ポールズ・ドラァグ・レース・ライブ!RuPaul’s Drag Race LIVE! は、ドラァグ・クイーンたちの華やかなメイクと衣装に圧倒される。シアターのそばにはオリジナルグッズやメイク道具が揃うショップ、ル・ポールズ・ウィーク・ルームRuPaul'sWeak Roomもあるので、ショーの前後にぜひ立ち寄ってみよう。また、セクシーな衣装の女性たちのきらびやかなダンスが楽しめるエックス・バーレスクは、女性ファンも多い人気のプログラム。このほか、マジックとコメディが融合したピッフ・ザ・マジック・ドラゴンなど、ユニークなステージがめじろ押しだ。

写真

  • ホテルのテーマカラーであるピンク色がポイントになったGORoomのバスルーム。歯磨き中もTVを観られる
  • GORoomの客室はスタンダードルームのFABRoomより$10〜50ほど高い
  • ラスベガスにいることを忘れてしまいそうな緑豊かな中庭とプール
  • フラミンゴの羽毛で花びらをかたどったネオンサインは、写真撮影ポイントのひとつだ
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