トロピカーナ・ラスベガス,ア・ダブルツリー・バイ・ヒルトン

更新日
2023年6月6日
公開日
2023年6月6日
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最大のウリは抜群のロケーション
フォーコーナーの生みの親がフラミンゴなら、新フォーコーナーの生みの親はトロピカーナ。周囲にほとんど建物がなかった1957年に誕生した古いホテルだ。過去に何度も改築を繰り返し、白を基調としたモダンなスタイルにイメージチェンジした。カジノも白をベースにしたインテリアで大きく変化。名物だった天井の巨大なステンドグラスが赤く塗られてしまったのは残念な気がするが、ホテル全体がとても明るい印象になった。なお、2013年に戦略的なフランチャイズ契約を結び、トロピカーナ・ラスベガス, ア・ダブルツリー・バイ・ヒルトンとして展開している(ホテルのロゴはトロピカーナのまま)ので、ヒルトンHオーナーズ会員の特典も利用できる。 3つのメガリゾートと歩道橋で結ばれているというのも大きな魅力だ。MGMグランドにはラスベガス・モノレールの駅があるし、エクスカリバーからはマンダレイベイ行きのトラムに乗れる。ニューヨーク・ニューヨークを通って隣のパークMGMへ行けば、シティセンター経由ベラッジオまでのトラムも出ている。新フォーコーナーの一角を占めているというのは実に便利だ。

特徴あるゲストルーム
ゲストルームはふたつのタワーにある。ストリップ側の旧館パラダイスタワーParadiseTowerは、建物自体の老朽化は否めないが、客室の真新しいインテリアとストリップの夜景が魅力。一方、新館クラブタワーClub Towerは静かに滞在したい人におすすめで、ドライサウナとミストサウナが備えられたクラブ・スパ・スイートClub SpaSuiteは女性に人気。ペントハウス・ロフトPenthouse Loftはさらにゴージャスで、ジャクージバスからストリップの眺めを楽しむことができる。

元祖カジノリゾートが誇る南国風プール
亜熱帯のジャングル風なレイアウトで人気のプールは、ふたつのタワーに挟まれた中庭に位置している。夏季のみだが、プールの一角に水上バーと水上ブラックジャックテーブルがオープンする。今でこそ、このスイムアップ・カジノSwim-upCasinoはあちこちのカジノホテルで行われるようになったが、元祖はここトロピカーナだ。さすがにディーラーはノーネクタイだが、ちゃんとカクテルウエートレスもいる。トランプは防水加工で、紙幣乾燥機もある。話の種にちょっと遊んでみては?

写真

  • 木々に囲まれた静かなプールエリアでのんびり過ごそう
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