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ボーボリ庭園から続くモンテクッコリの丘にある13世紀からの広大な庭園。モッツィ家、ベントン王家、バルディーニ家と所有者は替わり、そのたびにより美しく修復や改修が施された。後年荒れ果てた時代はあったものの、フィレンツェ市の所有となって整備され、公開が開始された。
自然の高低差を利用した庭園には、バラやアイリス、アジサイなど季節の草花が咲き誇り、バロック様式の大階段の頂上テラスからは、バラ色に輝く町並みが見下ろせる。野外劇場、19世紀に流行したふたつのグロッタ(洞窟)、彫刻、噴水、散歩道、カフェなどを訪ねて気ままに散策したい。