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時間に余裕があれば、緑豊かな台北の郊外も訪れてみたい。台北の南郊外、文山區指南里の丘陵地帯は台湾でも有名な鉄観音茶の栽培地だ。
「貓空」というユニークな名前は、川岸などの岩石の上にできた穴が、猫が引っかいたように見えることに由来しているのだとか。
眺めのよい茶藝館や茶葉料理店などが点在し、週末ともなれば訪れる地元の人々でにぎわう。茶藝館やカフェはロープウエイの駅を出て左へ10分ほど歩いた指南路三段38巷33號付近に集中している。
ロープウエイのキャビンからは台北市街が遠くに見え、ロープウエイ乗車だけでも十分楽しめる。ただし、強風、大雨などの気象条件によって運行が中止される場合があるので注意。山の上でロープウエイの運行が止まった場合は、バスかタクシーでの下山となる。貓空から比較的近い深坑では名物の豆腐料理を堪能したい。優美な庭園で有名な林本源園邸は西に離れた新北市板橋區にある。
「貓空纜車站」バス停から貓空の見どころを回る小型バスが出ている。右線は15分間隔の運行で樟樹樟湖環状歩道周辺を巡回し、左線は25分〜1時間間隔で指南宮、動物園方面に向かう。
貓空への主要なアクセス、貓空ロープウエイが休業する月曜は、茶藝館も閉まるところが多いので注意!