モニュメントバレー

更新日
2023年6月17日
公開日
2023年6月17日
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“アメリカの原風景”ともいわれるモニュメントバレーは、グランドキャニオンの北東、ユタ州とアリゾナ州の州境付近にある。ここは、ナバホ族居留地内で、“Monument Valley NavajoTribal Park”が正式名称。ナバホの人々が管理、運営するナバホの人々のための公園だ。抜けるような青空と赤茶けた広漠たる荒れ野に立つビュートbutte(残丘)のコントラストが印象的。

モニュメントバレーへの行き方Access
ラスベガスから車で訪れると片道7〜8時間かかるので、ツアーに参加するのがベスト。日帰り、もしくはグランドキャニオンやアンテロープキャニオンと合わせた1〜2泊のツアーなど、さまざまなものがあるが、できれば現地で1泊したい。日の出と日没は特にすばらしく、一生の思い出になるはずだ。

モニュメントバレーの歩き方Getting Around
園内にあるビジターセンターが観光の拠点。3つのビュートが並ぶおなじみの風景はここからのもの。なお、バレー内は未舗装で路面の状況が不安定だ。ラスベガスからツアーで訪れる場合は、バレードライブ(→P.266)を走るツアーが含まれているコースを選ぼう。

モニュメントバレーの見どころSightseeing
ビュートの間をぬって走る迫力満点のドライブバレードライブValley Drive
バレー内にある全長17マイルの未舗装道路。荒野へと続く道の先には、ジョン・フォード監督が西部劇を撮った地点、ジョン・フォード・ポイントJohn Ford’s Pointや、ラクダが休んでいるように見えるキャメルビュートCamel Butte、3人の修道女を連想させるスリーシスターズThree Sistersのほか、いくつもの岩のアーチなどが点在する。 普通車でも走ることができるが凹凸が激しく、乾いているときには砂ぼこりがひどいし、雨が降るとぬかるんでタイヤがスタックしてしまう。園内の駐車場にジープツアーのカウンターが出ているので、あたってみるといい。

ハイライトは映画に関する展示物
グールディングス交易博物館Goulding’s Trading Post Museum園
内ではなく、US-163の反対側にあるグールディングス・ロッジの横にある博物館。1920年代の交易所を復元した部屋やナバホの暮らしを記録した写真の展示、モニュメントバレーで撮影されたジョン・フォードの映画に関する展示を行っている。

写真

  • ナバホ族の文化に触れられる
  • 開放的なジープだが、走行中の砂塵に悩まされる
  • 映画撮影の様子を知ることができる
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