更新日
2023年6月30日
公開日
2023年6月30日
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町やその周辺の監視を目的に1564年から1585年にかけて造られた城塞で、アルブレヒト・デューラーの論文に基づき円形城の形態をとった唯一の建物。実際には、この城塞をめぐる大きな戦いはほとんどなく、唯一1799年にオーストリアとフランスとの戦場になったときにも、相手の砲火に耐えうるものではなかったため、標的にもならなかった。しかし文化遺産として守るため、1839年に保存協会が発足。市民の協力を得て現在にいたる。
内部はらせん状のスロープに、上部は円形広場になっている。銃眼からはシャフハウゼンの美しい町並みはもちろん、ライン川やブドウ畑の広がる周辺の田園風景が一望できる。

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