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ツーク湖の北東にある魅力的な町。穏やかな気候、美しい景色、アルプス越えの交通の要衝ということもあり、中世以降レンツブルク家、キーブルク家、ハプスブルク家などの支配を次々に受けてきたが、1352年にスイス連邦に加盟した。チューリヒから鉄道で30分弱ということもあり、最近ではすっかりベッドタウンとなった。市街地を少し離れた景色と日当たりのよい湖岸の斜面には、高級住宅街が広がる。
駅前広場に観光案内所iがあり、アルペン通りAlpenstrasseを真っすぐ進んで10分ほどでツーク湖に突き当たると、リギ広場Rigiplatzへ出る。ここからの景色がすばらしい。ピラトゥスからユングフラウまで望むことができる。
湖に向かって左へ進むと旧市街。湖岸のゼー通りSeestrasse沿いには魚料理を中心としたレストランが並ぶ。そのまま進むとやがて魚市場広場Fischmarktに出る。周囲の家々にはバルコニーが出ていて、彩色がされている。
左に曲がるとコリン広場Kolinplatz。1422年のミラノ軍との戦いの英雄、ヴォルフガング・コリンの像が立っている。この付近が旧市街の中心。周辺の小道は雰囲気があってどこを歩いても楽しい。時計塔Zytturmや後期ゴシック様式の聖オスヴァルト教会も見逃せない。