ブラック・ライブズ・マター・プラザ

更新日
2023年7月3日
公開日
2023年7月3日
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2020年5月、中西部ミネソタ州でアフリカ系アメリカ人のジョージ・フロイドさんの死をきっかけに世界中に波及した人種差別に対する抗議運動が、Black Lives Matter(黒人の命を軽視するな)だ。フロイドさんは白人とアジア系の警官たちに押さえつけられ息ができないと訴えたにもかかわらず、命を落とした。それまでもアフリカ系の人々の人権を無視した多数の事件があり、全米はもちろん、海外でもデモが起こるなど世界的なうねりとなった。
DCでも大規模な抗議活動がラフィエット広場とセントジョンズ教会の一帯で起こり、平和的なデモをした人々は連邦軍の催涙ガスで鎮圧させられた。DC市長のバウザーは、現場であるホワイトハウスから北に延びる16th St.、ラフィエット広場からK St.までの2ブロックをブラック・ライブズ・マター・プラザと名称変更した。通りをよく見ると大きな黄色い文字で「BLACK LIVES MATTER」と書かれている。文字の高さは15m、つい最近の歴史の現場なのだ。

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