インディペンデンス国立歴史公園

更新日
2023年7月4日
公開日
2023年7月4日
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フィラデルフィア観光の中心で、建国にまつわる見どころが集まるエリア。まずインディペンデンス観光案内所に行き地図をもらったり、歴史を解説するフィルムを鑑賞したい。ここには書籍の充実したショップもある。なお、以前配っていた独立記念館の入場整理券は予約制となった。1〜2月と夏季の17:00以降は整理券不要。
観光案内所の向かい側に大統領の家跡President’s House Siteがある。初代大統領ワシントン、第2代アダムスが住居とした場所。その南に建つのは独立宣言のときに高らかに鳴らされた自由の鐘が収められた、リバティベル・センターLiberty Bell Center。世界中から観光客が訪れ、世界各国語のビデオも上映される。残念ながら、大きな亀裂が入った鐘は1846年を最後にその音を聞くことはできない。
さらに1ブロック南の独立記念館Independence Hallでは、1776年7月4日、トーマス・ジェファソン起草の独立宣言が採択されたほか、1787年の憲法制定会議も行われている。内部の見学は30分のツアーに参加しないとできないため、事前にチケットを予約しておこう(1〜2月と夏季の17:00以降は整理券不要)。独立記念館の西隣は国会議事堂Congress Hallだ。
独立記念館から2ブロック東にあるのはカーペンターズホールCarpenters’ Hallで、1774年、イギリスの植民地弾圧政策に対抗するための第1回大陸会議が開かれた建物。北へ1ブロック進むと小さな中庭、フランクリンコートFranklin Courtがある。ベンジャミン・フランクリンが所有していた棟続きの5軒の家が見えるだろう。そのうちの1軒は現役の郵便局として活躍中だ。フランクリン博物館Benjamin Franklin Museumには、フランクリンが使っていた机などが展示されている。
歴史公園の北側には国立憲法センターNational Constitution Centerがある。憲法がもたらした民主主義の歴史に新たな光を当てた展示が珍しい。

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