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激戦の末、精根尽き果てた5人の海兵隊兵士とひとりの水兵が、1本の星条旗を押し立てようとする巨大なブロンズ像がある。あまりにも衝撃的な像だ。
太平洋戦争中、アメリカ軍侵攻の戦地となった硫黄島で日米軍が衝突(1945年2月23日)、約1ヵ月の激戦の末アメリカ軍が勝利を収め、占領の証に兵士たちがアメリカ国旗を立てた。その姿をジョー・ロウゼンタールJoe Rosenthalがカメラに収め、これを発表。この生々しい写真は全米に衝撃を与えた。
ピュリッツァー賞を獲得した写真を彫像家デ・ウェルダンFelix W. de Weldonがそのままブロンズ像に表現した。高さ10m、幅20mのブロンズ像は近くで見るとかなりの迫力。