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ギャツビーズタバーンはふたつの棟からなるアメリカ初期の建築。1785年に建てられたジョージアスタイルの居酒屋と1792年に建てられたフェデラルスタイルの宿屋からなる。名前の由来は、1796〜1808年の最盛期に居酒屋兼宿屋を経営していたイギリス人、ジョン・ギャツビーにちなんだもので、ギャツビーは奴隷市場も経営していたという。当時のタバーンはアレキサンドリアの政治、ビジネス、文化の中心だった。2階のホールでは結婚式、舞踏会、演劇会、集会などの催しがしばしば開かれ、ジェファソン、ジョン・アダムスのほかワシントンもよくここを訪れた。
19世紀の終わり頃まで居酒屋兼宿屋として栄えたが、その後は荒廃した。1972年市に寄贈、1976年に博物館としてオープンし、現在は18世紀の雰囲気を伝えるレストランとしてもにぎわっている。最後に建物前の歩道下のアイスハウスもお見逃しなく。