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ライト兄弟による人類初の動力飛行から100周年の2003年12月に開館した、航空宇宙博物館の別館。モールの本館に収蔵できなかった飛行機のための新たな展示場であり、また、収蔵航空機の修理、復元をするための付属施設、IMAX劇場、ミュージアムショップを含む多機能航空博物館でもある。場所はダレス国際空港の南端に位置し、旅客ターミナルビルは滑走路の反対の北側にあるものの、空港から徒歩でのアクセスは不可能。航空機を収納しているのは長さ300m、高さ31mのかまぼこ型の建物で、その名をアビエーションハンガー。敷地面積は7万640㎡(東京ドームの約1.5倍)で、その約3分の1の敷地にスペースシャトルを展示するスペースハンガー、IMAX劇場、ミュージアムショップなどがある。収蔵機は年々増えており、うれしいことに旧日本軍機コレクションも充実してきた。現在アートなどを含めた所蔵品数は4000に達する勢いで、公開されているのはその一部である。