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郵便専門の博物館は1993年にオープンした、スミソニアン協会の15番目のミュージアム。場所はユニオン駅の西隣にある、1914年に建てられたワシントンDC市郵政局ビル。博物館の展示室は建物の1階と地下にあり、その広さは3250㎡ほど。
10セントの南軍切手が寄贈されたのをきっかけに博物館は1886年に設立。1908〜63年は芸術産業館(閉館中)に収蔵されていたが、後にアメリカ歴史博物館に移管、そして1993年新しい博物館のオープンとなった。
切手、手紙、輸送手段などを含んだコレクションは600万点を超え、世界最大規模。展示はアメリカの郵便の歴史に主眼をおいているが、世界の切手のコレクションなどは非常に見応えがある。最新技術を取り入れ、博物館自体飽きさせない構成で、切手マニアでなくとも十分楽しめるだろう。