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2020年11月に開館した比較的新しい博物館。植民地時代にその起源をもち、1775年に設立した米国陸軍の全歴史を伝える最初で唯一の施設だ。おもな展示ギャラリーは7つあり、将校や兵士の紹介や遺品、戦争ごとの戦略や戦術を通じてそれぞれの時代背景をも学べるようになっている。ルイス&クラーク探検隊や、米英戦争での首都ワシントン焼き討ちの展示など、意外なものもあり興味が尽きない。さらにNation Overseas(世界の舞台)ではルノーFT-17 軽戦車、Global War(世界戦争)ではM4戦車とノルマンディー上陸に参加し「ヒギンズボート」として知られる上陸用舟艇や車両、またCold War(冷戦)では天井からつり下げられているUH-1B ヘリコプターをはじめ軍用車両も数多く展示されている。