チャールズ通りとマウントバーノン地区

更新日
2023年7月4日
公開日
2023年7月4日
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ダウンタウンを南北に走るチャールズ通りはショップやギャラリー、レストラン、古い家並みが続くボルチモアのメインロード。特に北、600番台から700番台までのブロックは、19世紀後半から20世紀初めの建造物が残る歴史的なエリア。中央分離帯に高さ54mの白い大理石の塔、ワシントンモニュメントWashington Monument(住所 Mt.Vernon Pl. & Charles St.)が建ち、この塔の中の227段の階段の上からもボルチモアと郊外の景色を一望できる。2015年に100周年を迎え、建国の父ワシントンをたたえて造られた塔としては、ワシントンDCよりこちらのほうが古い。モニュメントの南東にはピーボディ音楽学校Peabody Institute(住所 1 E. Mount Vernon Pl.)がある。この音楽学校は1857年に創立した全米最古の音楽学校で、後期ルネッサンス調の建築は一見に値する。校内の図書館George Peabody Libraryは「世界一美しい図書館」といわれ、吹き抜けの空間を囲む5階分のバルコニー鉄細工と白と黒の大理石の床が見事なコントラストをつくり出している。図書館を利用しなくてもひと言断れば見学できる。
ピーボディとは逆のハワード通りHoward St.沿いのリード通りRead St.からマディソン通りMadison St.周辺は100年にわたりアンティークショップのあったアンティークロウAntique Row。コロナ禍で閉店した所が多い。これら古いエレガントな家が集まった地区はマウントバーノンMount Vernonと呼ばれ、史跡として国の指定を受けている。

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