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“ガーデンシティ”と呼ばれるクライストチャーチには、いたるところに美しい公園がある。そのなかでもひときわ大きいのが、このハグレー公園。総面積約165ヘクタール、東京の日比谷公園の約15倍という広さで、緑豊かなクライストチャーチを象徴している。公園を横切るリカトン・アベニューRiccarton Ave.を境にして北ハグレー公園North Hagley Park、南ハグレー公園South Hagley Parkと呼び分けている。1813年、並木を保存するため、公衆の緑地にすることが州法によって決定された。
園内にはスポーツ施設も多く、ゴルフやテニス、そしてニュージーランドの国民的スポーツのラグビーやクリケットもよく行われている。週末ともなると、それぞれのユニホームに身を包んだ人や、散歩やジョギングを楽しむ人々、ピクニックの家族連れなどの姿も多い。園内を流れるエイボン川では、澄み切った水面に浮かぶカモたちも見られ、ゆったりとした雰囲気を味わえる。 また、公園内にあるクライストチャーチ植物園では、ニュージーランドの固有種や海外の植物など、季節の花を観賞できる。