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飛べない鳥のキーウィをはじめ、絶滅の危機に瀕しているニュージーランド固有種の鳥たちを観察できる。本来は、傷ついた鳥の保護や、貴重な種の育成を目的に造られた施設だ。
キーウィは夜行性なので、暗く保たれた小屋の中で観察する。室内の暗さに目が慣れるのに少々時間がかかるが、動き回るキーウィの姿が徐々に見えてくるだろう。キーウィの餌づけは、夏季は1日5回、冬季は1日4回行われており、間近でその愛らしい姿を観察することができる。“恐竜時代からの生き残り”といわれている爬虫類のトゥアタラも興味深い。 小屋を出るとニュージーランドの原生林が広がり、そこかしこに鳥小屋が点在する。トゥイ、モアポーク・オウル、パラキート、ブラウンテール・ダックなど、貴重な鳥ばかりだ。
また、園内にはマオリ・ハンティング・ビレッジがあり、かつてのマオリの人々の暮らしについて知ることができる。鳥に関するコンサベーションショー(所要約30分)は夏季は1日3回、冬季は1日2回行われている。日本語のオーディオガイド(無料)あり。