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ニュージーランドに数ヵ所あるペンギンのコロニー(営巣地)のなかでも、間近に観察できる数少ない場所のひとつ。野生のイエロー・アイド・ペンギンが生息するこのコロニーでは、1984年からペンギンの巣箱を設置したり害獣を駆除したりするなどの保護活動が行われており、公的な援助を一切受けることなく、訪問者からの入場料収入によってその活動資金を賄っている。
ツアー参加者はペンギンの観測ポイントである海岸まで車で移動。コロニー近くで下車したあと、ガイドに従って十数人のグループで見学コースを回る(所要約1時間30分、要予約)。コロニー周辺には、ペンギンにストレスを与えないようにカムフラージュされた塹壕状の観察小屋と、それらをつなぐ半地下通路が設けられており、観察用の窓からは運がよければ数mの至近距離でペンギンを見ることができる。