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13〜16世紀に建てられたこの大聖堂は、聖エティエンヌに奉献されている。エティエンヌは『使徒行伝』に記述されているステパノの仏語名である。彼はエルサレムの法廷でユダヤ教徒によって告発され、石打ちの刑を受けて死んだキリスト教最初の殉教者だ。
典型的なゴシック建築の内部を見学したら、11世紀のロマネスク様式を残した宝物殿TrésorとクリプトCrypte(地下祭室)へ行こう。クリプトの暗い天井に描かれたフレスコ画『白い馬に乗るキリスト』は必見。馬に乗ったキリストの超然とした姿に注目したい。