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『黄色いキリスト』のモデルとなった木像にはここで出合える。ポンタヴェンの村のバス停があるゴーギャン広場 Pl. de Gauguinから1kmほどの所にある。木のうっそうと茂る“愛の森 Bois d'Amour”や広い畑を横目に見ながら、標識に従って歩いていくといい。村には礼拝堂への道順を示す地図が掲示されている。ドングリとリンゴの木々の間から顔をのぞかせる礼拝堂は、本当に素朴な石造りの建物。この中にキリスト像がある。薄暗い礼拝堂の片隅に掲げられた十字架の上で、悲しい目をして下を見つめている。
ゴーギャンの絵『黄色いキリスト』はアメリカのオルブライト=ノックス美術館に所蔵されている。パリのオルセー美術館には『黄色いキリストのある自画像』があるので、あわせて観たい。