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アンドル川のほとりの、そびえる塔が印象的な城。11世紀に建てられたドンジョン(天守閣)と、14世紀・15世紀に建て加えられた城で構成されている。高さ36mのドンジョンの上からは、美しいロッシュの町を見渡すことができる。
この城もまた数々の歴史的逸話に彩られている。1429年、オルレアンを解放に導いたジャンヌ・ダルクが、シャルル7世の居城であったロッシュ城に駆けつけ、ランスでの戴冠を進言した。また、フランス国王公認の初めての寵姫として知られる、アニエス・ソレルが滞在していたことでも有名で、城内にはアニエスの墓と横臥像がある。