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1890年代にカミル・マルフロイCamille Malfroyによって造られた、優雅な雰囲気の漂う美しい庭園。マオリの彫刻が施された大きな門が目印だ(ポリネシアン・スパ側にも入口がある)。
園内にあるロトルア博物館Rotorua Museumは、1908年にニュージーランド政府が観光業における最初の投資として、ヨーロッパの温泉施設にならって建てた歴史ある建物だ。館内では、当時の浴場やユニークな治療法の様子、地下ではかつての泥風呂のシステムを見学することができ、どちらもおもしろく見応えがある。ほかに、ロトルアの火山と温泉、ヨーロッパ人とマオリの関係などの歴史をマオリの伝説にからめた映像(予約すれば日本語可)や、1886年のタラウェア火山の大噴火の様子なども必見だ。ガイドツアーも行っている。また、屋上には展望台があり、ロトルア湖や庭園を一望できる。
ロトルア博物館手前には、1933〜82年に使用されていたレクリエーション施設ブルー・バスThe Blue Bathsがあり、現在は結婚式などのイベント会場になっている。