キーワードで検索
正式名は「ケアウホウ・コナ」。カイルア・コナから海岸線に沿ってアリイ・ドライブが約10km 続き、この地区にいたる。この海岸線は、ハワイ島のビーチリゾートの人気エリアでもあり、通称「コナ・ゴールド・コースト」と呼ばれている。
中心地にはケアウホウ湾に立つアウトリガー・コナ・リゾート&スパをはじめ、ホテルやコンドミニアム、ゴルフコースが広がり、リゾートにふさわしい施設がずらり。買い物にぴったりなケアウホウ・ショッピングセンターやスーパーマーケットもある。また、ケアウホウ湾は巨大マンタの生息地としても知られ、アウトリガー・コナ・リゾート&スパでは夜になるとマンタの姿を見ることができるほか、ナイトスノーケリングが楽しめるツアーも催行。夜のマンタツアーはハワイ島でもここだけなので、ぜひ参加してほしい。
リゾートといっても、カイルア・コナのにぎやかな雰囲気とは異なり、穏やかでどこかゆっくりとした時間が流れている。それもそのはず、ここはかつてデイビッド・カラカウア王をはじめとした多くのハワイの王たちに愛された保養地だった場所。カメハメハ大王の息子のひとりで後の3世カウイケアオウリの生誕地でもある。ヘイアウやクアモアの戦場、ホルア・スライド、フィッシュポンド(養魚池)などの史跡やその復元なども多く存在している。カハルウ湾やケアウホウ湾をぼんやりと眺めているだけで、身も心も不思議と浄化されていくように感じるのはこの地に古代からのマナ(エネルギー)が宿っているからかもしれない。