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ドライブに最適なレトロタウンが続く
カイルア・コナから火山に向かって11 号線を南に下っていくと、道の両側に何軒かのお店が建ち並ぶ、歴史を感じさせる小さな町をいくつか通過することになる。それが、カイナリウKainaliu、ケアラケクアKealakekua、キャプテン・クックCaptain Cookだ。カイナリウの町にはアロハ・シアター・カフェをはじめ、オールドハワイアンな雰囲気が漂う建物が並び、おしゃれなカフェやショップが入る。そぞろ歩きにぴったりなエリアだ。次に見えるケアラケクアには飲食店、銀行などが立ち並ぶ。そして160号線ナポオポオ・ロードにぶつかる十字路を左折するとキャプテン・クックと呼ばれるエリアになる。ここにはクック船長が上陸したケアラケクア湾州立歴史公園や1917年に日系移民のマナゴ夫妻によって始められマナゴ・ホテルなどが立っている。
コナ・コーヒーの歴史をたどる
コナの山側は世界的にも有名なコーヒーの産地で、1825 年以来、コーヒー豆を生産し続けている。降り注ぐ太陽、高地独特のソフトな雨と涼しい風、水はけのよい土壌と、コーヒー栽培にとって理想的な条件が揃っているわけだ。この地域にも多くの日本人移民の労働者たちが暮らした。キャプテン・クックの11号線沿いにあるロイヤル・コナ・コーヒー・ミルには、コナ・コーヒーの歴史や日本人移民労働者の活躍ぶりがわかる写真やパネルが展示されているのでぜひチェックしておこう。
また、古代ハワイアンの聖地であったプウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園も、史跡として訪れておきたい場所だ。
カイナリウの町から車で11 号線をケアラケクアへ下ること数分。もくもくとした煙が見えてきたらぜひ停車していただきたい。それは木・金曜(9:00 〜16:00)のみ出店しているランディーズ・フリ・チキン& リブズの目印。ハワイの名物である鶏の丸焼き「フリフリチキン」やグリル料理を販売していて、焼きたての絶品チキンが食べられるとあってローカルや観光客から大人気。ぜひお試しあれ。