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チェキッCekikからシガラジャ方面へ10kmほど進んだ所に、ラブハン・ラランLabuhan Lalangという船着場がある。国立公園内にあるムンジャガン島への入口にあたる場所で、管理事務所やレストランがある。ムンジャガン島へは、ここでジュクンをチャーターすることができる。30分ほどのクルージングだ。
島は無人島で、鹿が多数生息している(ムンジャガンとは鹿という意味)。島のあちらこちらには真っ白なビーチがあり、周辺には美しい珊瑚礁が広がっている。このサンゴの海は、ダイビングはもちろん、スノーケリングでも十分楽しめる。なお、船着場周辺でスノーケリングの道具をレンタルできるので、西部国立公園を訪れたらぜひ水中探索にトライしてみるといい。
ドロップオフで大物に出会える
バリ島北西部、西部国立公園内にあるムンジャガン島は、鹿しかすんでいない無人島だ。島には2 ヵ所の監視所(ポスPos)があり、ポイント名としても使われている。
島の西側にあるポイントがポス1。浅瀬(水深2〜3m)にさまざまなソフトコーラルやサンゴが生え、その美しさはバリの各ポイントのなかでも随一。浅瀬の先に水深50mまで落ち込んだドロップオフがあり、流れに沿って泳いでいく。ここには人間の顔以上の大きさのツバメウオが20匹以上すんでいる。また、ガーデンイール・ポイントもあり、その名のとおり、砂地一面からニョキニョキと顔を出している。その数、数百匹。このあたりは潮の変わり目で、よくサメやナポレオンフィッシュなど大物も泳いでくる。ギンガメやマルコバンの群れや、ロウニンアジも出没する。
通常ムンジャガンでは2〜3ダイブとなり、島に上陸して昼食を取る。島の桟橋付近で食後のスノーケリングもまた楽しい。ショウヒラアジの大群や、カンムリブダイを見ることができるはずだ。
ムンジャガン島へ入るには入島料として1名Rp.20万(日・祝はRp.30万)が必要(ダイビングはRp.2万5000、スノーケリングはRp.1万5000を別途支払う)。
ボートのチャーター代はRp.67万5000〜(6〜8人の乗船可)。スノーケリングの器材レンタルはRp.5万〜。ダイビングは地元のホテル内のダイビングショップを利用できるほか、南部リゾートエリアやロビナの各ダイビングショップが行っているツアーに参加できる。