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アンラプラからシガラジャ方面へ向かう道を15kmほど北へ。ちょうど山道にさしかかる手前に、1947年にアングルラー・クトゥッ王の週末の離宮として造られたティルタガンガがある。
ティルタガンガとは「ガンジスの水」を意味しており、インドにあるヒンドゥーの聖地ガンジス川にちなんで名づけられた。この地に湧く泉を利用した噴水やプールをもつ「水の離宮」で、その姿は当時のまま美しく残っている。プールは大小ふたつあり、泳ぐこともできる。暑い日差しの下、地元の子供たちに交じって冷たい湧き水に身を任せるのはとても気持ちのいいものだ。ぜひ水着を持って出かけたい。ティルタガンガ周辺にはバンガローが何軒かあるので、かつての王のようにここに滞在し「離宮」気分を味わうのも悪くない。
ツアーやチャーター車で訪れるのが一般的。プラマ社のシャトルバスは各地から1日1便運行(Rp.7万5000~15万)。最少催行2名以上なので要事前予約。