ゴア・ラワ寺院

更新日
2023年11月1日
公開日
2023年11月1日
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クサンバから4kmほど東にある古刹。ゴアは洞窟、ラワはコウモリを意味している。1007年、聖人ウンプ・クトゥランEmpu Kuturanによって建立されたといわれる古い寺院で、観光客や大勢のバリ人参拝客でにぎわっている。
境内には11層、7層のメルが建ち、いちばん奥に名前の由来でもあるコウモリの洞窟がある。洞窟内には無数のコウモリがすむといわれており、洞窟入口付近でも数千羽ものコウモリが羽を休めたり、飛び回ったりして、一種異様な雰囲気だ。また、洞窟にまつわる伝説に次のような話もある。ムングウィ王国の王子が許可を得、ゴア・ラワ洞窟探検に出かけた。洞窟内に入って行った王子は、いつまでたっても戻って来ることがなく、次に王子を見かけたのはブサキ寺院だったという。そのためこの洞窟は、およそ20km北にあるバリ・ヒンドゥーの総本山ブサキ寺院まで続いていると信じられている。

ゴア・ラワ寺院へのアクセス

クサンバから車で約5分。

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