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ウブド中心部にほど近い場所に建つウブドを代表する美術館。1956年、オランダ人画家ルドルフ・ボネとウブド王宮のチョコルダG.A.スカワティによって創設された。プリ・ルキサンとはインドネシア語で「優れた芸術の宮殿」という意味で、その名に恥じないようなすばらしい絵を所蔵している。美しい庭に面した2棟からなる常設展示館内では、1930年代以降のバリ人画家の絵を観ることができる。年代を追って、各スタイルの代表的な絵を展示するという手法を取っており、ウォルター・シュピースやルドルフ・ボネなどの描いた西洋絵画の影響を受けながら、独自のスタイルを作り上げてきたバリ絵画の変遷を知ることもできるのだ。また庭の奥にある特別展示館では、ウブド周辺の若い画家たちの企画展示が行われており、購入することも可能だ。