更新日
2023年12月19日
公開日
2023年12月19日
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シンガポール東部、ジョホール海峡に浮かぶウビン島は、シンガポールで唯一開発の手が届いていない地域として知られており、熱帯雨林に覆われた島には珍しい植物やイノシシ、ジャコウネコなどの野生動物が生息する。約40年前には3500人いた島民の多くはシンガポール中心部に移り住み、今では100人以下に激減してしまった。島民の多くはレンタサイクル屋や食堂などの観光業に従事しているが、ケロンKelongと呼ばれる漁村やマレー系の人々の住むマレービレッジで昔ながらの生活を営んでいる人々もいる。
ウビン島を回るには自転車が最適だ。おもなサイクリングコースは舗装された緩やかな坂道で走りやすく、背の高いヤシの木やランブータン、バナナなど、熱帯特有の自然植物が連なる道を自転車で走るのは何とも気持ちがいい。
その昔、開拓移民が切り開いた複数の花崗岩の石切り場の跡が、今では湖となって点在し、景勝地となっている所もある。
また、マングローブ、海岸林、ラグーンなど異なる生態系が密集し、さまざまな植物や生物が生息する、島東部のチェク・ジャワも訪れてみたい。一般客にも公開されており、注目を集めている。

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