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1827年に建てられた、最も古い政府関連の建造物。当初はシンガポールで最初の裁判所として、後には国会議事堂として1999年まで使用されてきた。そして2004年にアートを発信し、歴史の軌跡を示す「アート・ハウス」に生まれ変わった。
2階にはミニシアターやミニシネマ、ギャラリーなどがあり、かつての議場はコンサートやパフォーマンスの会場に使われている。建物内には1827年当時の建築部分やインテリアがそのまま残る箇所もあり、興味深い。
1階には企画展が行われるギャラリー、チケット売り場があり、飲食施設は屋外席でライブ音楽が楽しめるバー「ティンブレ」が入店。
パーラメント・プレイス沿いのアート・ハウス(旧国会議事堂)前にはブロンズでできたゾウの像が立っている。これは、1871年3月にタイの国王ラマ5世から贈られたもの。シンガポール訪問の際、盛大な歓迎を受けたラマ5世が、お返しに贈ったのだという。最初はビクトリア・シアター&コンサートホールの前に据えられていたが、1919年に現在の場所に移された。