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ラッフルズ・シティの前にある小さな公園が戦争記念公園。68mの高さをもつ塔の正式名称は「日本占領時期死難人民記念碑」。1942年2月18日、シンガポールが日本軍に占領されてから10日間にわたり、数万人の華人が虐殺された(その数にまだ定数はない)。その犠牲者の霊を慰めるため、またこのような惨事を二度と繰り返さないようにと、シンガポール、日本両政府の協力で1967年に建てられた慰霊塔である。塔は4本の柱からなっており、それぞれ中国人、マレー人、インド人、ユーラシアンを表す。4本の柱が寄り添い、空に向かって伸びている姿は、それぞれの民族が力を合わせ平和を築いていこうとしているようにも見える。