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サザンリッジはシンガポール南部の丘陵地帯に広がる自然公園を、遊歩道とユニークな橋で結んだ全長約9kmの散策コースだ。熱帯雨林の中に巡らされた遊歩道では森林浴、アートな橋では写真撮影や雄大な景色を楽しめる。
見どころのハイライトが集まるのが、ホート・パーク~マウント・フェーバーの約3kmの区間。ゆっくり歩いても2時間ほどだ。街観光の合間にミニハイキングを計画してみては。
出発は東西どちら側からでもいいが、ここでは西側のホート・パークからスタート。ホート・パークの東端、アレクサンドラ・ロードに架かるアレクサンドラ・アーチを渡って遊歩道へ。この橋はアーチが傾斜し床面が湾曲している。
舗装道のマウント・フェーバー・ループ、または登山道を通ってマウント・フェーバーへ。途中マーライオン像が立つフェーバー・ポイント(展望台)にも立ち寄ろう。
マウント・フェーバーからはタクシーがひろえる。また、マウント・フェーバー・ロードから南に延びる林の中の道を15分ほど下ると、ハーバーフロント駅のあるビボシティにいたる。
地上3~18mに設けられたメタル製の遊歩道が約1.3km続く。木の上部が見渡せ、鳥やリスを目にすることも。
森の中を抜け視界が開けた先に、驚きの光景が目に飛び込んでくる。生き物のように波打つ形状のヘンダーソン・ウェイブ。船の甲板用の木材を敷き詰めた長さ274m、高さ36mの歩道橋だ。市街地から海まで景色も最高。