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チャイナタウンの核ともいえる存在がチャイナタウン・コンプレックス(牛車水大厦)だ。この付近の路上で営業していた屋台を1ヵ所に集めて造ったのが、この巨大市場&ホーカーセンターの始まり。造りは整然としているが、生活臭が色濃く漂う場所だ。地下は生鮮食料品を扱うマーケットで、早朝から昼くらいまでの営業、1階は衣料品や日用雑貨など。2階の中国系屋台が並ぶホーカーズにはさまざまな料理やスナックが揃い、食文化の奥深さが実感できる。
1階には衣類や日用雑貨、祭祀用具、翡翠や玉石の店などがある。掘り出し物が潜んでいる台所用
品店はのぞいてみたい。同様の店は歩道を挟んで市場南側の商店の並びにもある。
市場では珍しいモダンなスパイス専門店。オーナーが厳選したスパイスはすべて無添加。ホールから粉にひいたもの、特製ブレンドにペーストと多種揃っている。チキンカリーの日本語レシピもくれる。コブミカンの葉やレモングラスなどのドライハーブも料理好きにおすすめ。
チャイナタウンの核となる市場がチャイナタウン・コンプレックス。その2階にあるフードセンターは規模が大きく、約150軒くらいの店が入店している。内部は赤、青、黄、緑の4色でエリア分けされているので、壁や椅子の色で位置や居場所を確認するとよい。場所柄、中国料理がメインで、広東、上海、福建、潮州などの料理やスナックが充実。チャー・クエティヤオやラクサ、ナシ・レマの店、デザートや豆乳、漢方茶の店もある。