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シンガポール・ボタニック・ガーデンのホランド・ロードを挟んだ南側の広大な緑地に、タングリン・ビレッジTanglin Villageがある。このあたりは、1800年代初頭には中国の潮州から来た人々が
働くナツメグ農園だった。その後、英国統治時代に英軍のキャンプ地となり、兵舎が建設された。時代を経てその兵舎だった建物がショップやレストランに姿を変えた。
建物の集合地はデンプシー・エリア、ミンデン・エリア、ラーベン・エリアの3つに分かれている。店やレストランが集中しているのがデンプシー・エリアだ。なかでも8 ~ 11ブロックはデンプシー ・ヒルと名づけられ、各国料理店が集まっている。ミュージアム・オブ・アイスクリームの開業など、年々新しい店が進出しており、話題に事欠かない。